ネタとしてはもうとうに旬が過ぎた感じはありますが,先月末に注文していたRaspberryPi(Model B/512MB版)が届いたのでご報告と試食の感想を述べたいと思います.
RaspberryPiはARMCPUを搭載したクレジットカードサイズのシングルボードPCです.スペックはCPU:700MHz/メモリ:512MBと丁度十数年前のPCに匹敵するレベルのコンピュータで,送料込みで約3,500円で購入できることを踏まえると夢の広がる楽しいコンピュータなのです.はい,特に目的も持たず購入いたしました.男のロマンってやつですね.
開封の儀
こんな状態で到着いたしました.注文したのが先月末なんで,1週間ちょっとで到着したことになります.昔は半年待ちになっていたことを考えるとすごいスピードですね.
さて,箱を開けると中から可愛らしい容器に入ったおいしそうなRaspberryPiが入っていました.うまそうです.じゅるり.
そしておもむろにケースを開けていきます.中には英語で書かれた2枚の小難しい紙と,袋入りのRaspberryPiが入っています.さすがに箱入り娘ですね.警備も厳重です.
小難しい紙には目もくれずRaspberryPiの袋を開け,やっとそのご尊顔をお目にかかることができました.
インタフェース
RaspberryPiはクレジットカードサイズでありながら,必要なインタフェースはひと通り揃えています.
まずオモテ面から.
USBポート×2
一番左に見えるのは,USBポート×2です.USBキーボードとマウスを接続して丁度といった感じですね.HDDを接続してNAS機にするのも良いかもしれません.はたまた無線LAN子機を接続して無線にしましょうか.ARM機なのでドライバがあるか少々心配ですが,やっぱりゆめいっぱいですね.今すぐおしゃれに着替えて友達探しに行きたくなります.
LANポート
USBポートの上に見えるのが,LANポートです.サーバ機にするなら必須ですよね!
3.5mmジャック
はいこのボード,音声出力まで備えているんですね.つまりこういうことです.電源さえ確保できれば,WALKMAN的なものにもなる,と.後述しますがこれ,スマートフォンと同じmicroUSBによる給電なので,バッテリチャージャがあれば本当に携帯するのも夢じゃないかもしれません.
RCA端子(ピン端子)
昔懐かしきRCA端子です.PSやPS2,ピコなどをTVに接続するとき,よく使っていました.PS3になってからHDMI出力になったのでめったに見なくなってしまいましたね.
HDMI出力
噂をすればその上にあるのはHDMI出力ですよ.いつも僕が使っているフルHDディスプレイがHDMI入力です.しかし,残念ながらこのボードには,ディスプレイの入力としては一般的だと思われるD-Sub出力がついていません.確かにD-Subを載せるとだいぶ厚くなりそうですが….
microUSB(電源供給用)
右上に見えるのがmicroUSBの差込口です.最近ではスマートフォンのおかげでかなり身近になりました.うちにも充電用のmicroUSBケーブルがたくさん転がっているので,使わせてもらおうと思います.この基盤には電源供給のためにmicroUSB以外にもGPIOの入力が受けられるみたいですね.詳しくはよくわかりませんが.
そしてウラ面.
SDカードスロット
左上に見えるのがSDカードスロットです.RaspberryPiではメインのストレージとして使われます.OSを入れることになるのである程度の容量は確保したいですね.丁度手元にあったSDカードが2GBだったのでこれを使ってみます.ちょっと心許ないですね.出来れば8GBは欲しいところです.
大きさ
クレジットカードサイズを謳っているだけあって,やっぱり小さいです.上はいつぞやのArduinoUNOとの比較写真ですが,縦幅が少し大きいくらいでほとんど同じですね.SDカードやUSBケーブル,HDMIケーブルを挿すとなかなかかさばるので実際使う上では割とスペースを取るかもしれません.
さて,実際使っていくには自分が使っているPCでRaspberryPiのサイトからDebian,Fedora,ArchLinuxのどれかのimgをダウンロードし,SDカードにddコマンドか何かで焼いた上でブートさせるところから始まります.
…まあその辺は他のサイトでも散々書かれているので…ここでは割愛します.割愛させてください.
感想
家にRaspberry Piが届いたと聞き,電車の中で家に帰ってくる間,ずっとわくわくしていました.高鳴る心臓,捗る妄想,こんな経験は久しぶりです.小学生の頃,家にサルバト〜レが届く日の学校からの帰り道,あるいは中学生の頃,iPAQ rx1950が届いた日にドキドキしながらスタイラスで画面をつつく…あの刺激.ここ数年忘れていた感覚でした.
今はまだこのコンピュータをどうしようか考えていません.さすがに上で書いたようにWALKMAN的使い方をする気はさらさらございませんが,やっぱ迷いますね.消費電力が月50円程度とのことなので,サーバ機にするのが合理的ですね.自宅ストレージにいつでもどこでもアクセスできるようにしようかなあ.
えっ,OSは何にするのかって?(誰も聞いとらんわ)
入れるOSはもちろんArchLinux.なぜなら,彼もまた,特別な存在だからです.(キリッ